八月の鯨(字幕版) [VHS]
切望《せつぼう》!DVD化《か》!
一番《いちばん》好き《すき》な映画《えいが》のひとつです。音楽《おんがく》・映像《えいぞう》・演技《えんぎ》のどれをとっても美しく《うつくしく》、起伏《きふく》のない内容《ないよう》なのに見《み》ているだけで心《こころ》が洗わ《あらわ》れます。他《た》の皆さん《みなさん》も書い《かい》ておられますが、なぜDVD化《か》されないのかが不思議《ふしぎ》です。
切望《せつぼう》!DVD化《か》!!!
こうやって影《かげ》にひっそり眠る《ねむる》名作《めいさく》が
2008《2008》年《ねん》現在《げんざい》、未だに《いまだに》DVD化《か》されていないことを非常に《ひじょうに》残念《ざんねん》に思い《おもい》ます。
関係者《かんけいしゃ》各位《かくい》よろしくお願い致し《おねがいいたし》ます。
綺麗《きれい》な映画《えいが》 これは私《わたし》の八《8》月《がつ》の鯨《くじら》
これは素晴らしい《すばらしい》名作《めいさく》ですねけどDVDはありません こういう映画《えいが》をDVDにしないとは
失礼《しつれい》ってもんですよ この映画《えいが》は二人《ふたり》の姉妹《しまい》の物語《ものがたり》サイレント《さいれんと》の名《めい》女優《じょゆう》リリアン《りりあん》が90歳《さい》
べディ《でぃ》・ティ《てぃ》ヴィス《ヴぃす》が80《80》歳《さい》 この映画《えいが》は見れ《みれ》ば解り《わかり》ますが若い《わかい》人《ひと》が出《で》てこないんですね
全員《ぜんいん》老人《ろうじん》でずっと島《しま》の上《うえ》で話《はなし》が進む《すすむ》特に《とくに》これといって事件《じけん》は起こり《おこり》ません ですがその島《しま》の
描写《びょうしゃ》がまるで絵《え》のように美しい《うつくしい》 年老いた《としおいた》老婆《ろうば》の姉妹《しまい》が話す《はなす》一言《ひとこと》一言《ひとこと》がかつて姉妹《しまい》は綺麗《きれい》な人《ひと》だったんだなってことが解る《わかる》
映像《えいぞう》も凄く《すごく》美しい《うつくしい》 ラスト《らすと》シーン《しーん》も最高《さいこう》に美しかっ《うつくしかっ》た「鯨《くじら》は行っ《いっ》てしまったわね」「いいえ解る《わかる》ものですか」
この時《とき》の会話《かいわ》が大好き《だいすき》エンディング《えんでぃんぐ》の曲《きょく》も綺麗《きれい》でした 僕《ぼく》が最も《もっとも》好き《すき》な名作《めいさく》映画《えいが》の一つ《ひとつ》です
最も《もっとも》DVD化《か》を望む《のぞむ》作品《さくひん》の一つ《ひとつ》
物語的《ものがたりてき》には大きな《おおきな》事件《じけん》も無く《なく》、田舎《いなか》の老人《ろうじん》の日常《にちじょう》を描い《えがい》ているのですが、出演者《しゅつえんしゃ》の演技《えんぎ》が凄《すご》すぎます。B.デイヴィスとL.ギッシュはもはや演技《えんぎ》を超え《こえ》た演技《えんぎ》といいますか、本当《ほんとう》に普通《ふつう》の人《ひと》の日常《にちじょう》を撮影《さつえい》した感じ《かんじ》で、これらを表現《ひょうげん》できる人《ひと》は今《いま》はいないのではないでしょうか。人生《じんせい》の黄昏《たそがれ》と生きる《いきる》強《づよ》さをしみじみ感じ《かんじ》させてくれる映画《えいが》で、近年《きんねん》は派手《はで》な作品《さくひん》が多い《おおい》せいか、安らぎ《やすらぎ》すら覚え《おぼえ》ました。音楽《おんがく》も良く《よく》、B.デイヴィスは大病《たいびょう》を患っ《わずらっ》た後《あと》痩せ《やせ》ましたが、相変わらず《あいかわらず》気難しい《きむずかしい》役《やく》ながらも、衰え《おとろえ》ぬ威厳《いげん》を感じ《かんじ》ました。最も《もっとも》DVD化《か》を望む《のぞむ》作品《さくひん》の一つ《ひとつ》です。
幾つ《いくつ》になっても愛《あい》の思い出《おもいで》を胸《むね》に、毅然《きぜん》と生きる《いきる》・・・
ベディ・ディ《でぃ》ヴィス《ヴぃす》・リリアン《りりあん》・ギッシュの2《2》大《だい》女優《じょゆう》の競演《きょうえん》! と評判《ひょうばん》になった時点《じてん》でどちらも70《70》を超え《こえ》た老《ろう》女優《じょゆう》ですから、共演《きょうえん》でしょうね。それにしても、年配《ねんぱい》の方《ほう》には懐かしい《なつかしい》かもしれないけれど、かつて映画館《えいがかん》でみた私《わたし》には、お二人《ふたり》はどっちがどっちだかさっぱりもわからず。確か《たしか》姉妹《しまい》役《やく》なのに、姉《あね》役《やく》が年下《としした》の女優《じょゆう》で、主人公《しゅじんこう》である妹《いもうと》の方《ほう》が年上《としうえ》の女優《じょゆう》だったと記憶《きおく》しています。
印象的《いんしょうてき》なのは先立っ《さきだっ》た夫《おっと》の写真《しゃしん》を見《み》ながら、結婚《けっこん》記念日《きねんび》の夜《よる》、花《はな》を飾り《かざり》盛装《せいそう》して、一《1》人《にん》つつましく祝う《いわう》老い《おい》た妹《いもうと》の姿《すがた》。毅然《きぜん》とした美し《うつくし》さが老い《おいゆい》ても人《ひと》を愛《あい》する気持ち《きもち》を失わ《うしなわ》ないこと、残り少ない《のこりすくない》時間《じかん》だからこそ、明日《あした》への希望《きぼう》を最期《さいご》まで失わ《うしなわ》ずに生活《せいかつ》することの大切《たいせつ》さを教え《おしえ》てくれました。また盲目《もうもく》のために僻み《ひがみ》っぽくなっている姉《あね》の孤独《こどく》と、姉《あね》との心《こころ》の距離《きょり》に傷つく《きずつく》妹《いもうと》の哀しみ《かなしみ》が、胸《むね》を打ち《うち》ました。ラスト《らすと》、大切《たいせつ》な妹《いもうと》との絆《きずな》を思い出し《おもいだし》、目《め》が見え《みえ》ないのに景色《けしき》を見る《みる》ための窓《まど》を作ろ《つくろ》うという提案《ていあん》に賛成《さんせい》する姉《あね》。心《こころ》の窓《まど》は姉妹《しまい》にどんな景色《けしき》を見せ《みせ》てくれることでしょうか・・・。淡い《あわい》青春《せいしゅん》の日《ひ》の鯨《くじら》を眺め《ながめ》た思い出《おもいで》と重なり《かさなり》、リリカル《りりかる》で静謐《せいひつ》なエンディング《えんでぃんぐ》が、しみじみと心《こころ》を洗っ《あらっ》てくれる作品《さくひん》です。

