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ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ : Books-Songs.com

ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ


ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ

青土社

価格: ¥ 1,300(税込)
おすすめ度:5点満点で 4点

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5点《てん》満点《まんてん》で 3点《てん》ごった煮《ごったに》本《ぼん》

最初《さいしょ》の対談《たいだん》はなかなか面白く《おもしろく》読み《よみ》ました。
ただ、論考《ろんこう》はあまりに適当《てきとう》であったり、
出来《でき》不出来《ふでかし》の差《さ》が激し《はげし》すぎます。
巻末《かんまつ》の作品《さくひん》評《ひょう》もおタク《たく》過ぎ《すぎ》て、意味《いみ》不明《ふめい》です。
オタク《おたく》が分かれ《わかれ》ば良い《よい》という居直り《いなおり》もある反面《はんめん》、
素人臭い《しろうとくさい》論《ろん》等《など》、バランス《ばらんす》の悪さ《わるさ》が気になり《きになり》ました。

5点《てん》満点《まんてん》で 5点《てん》ユリイカ《ゆりいか》にスピール《すぴーる》バーグ《ばーぐ》登場《とうじょう》、その心《こころ》は?

ハリウッド《はりうっど》映画《えいが》の代表者《だいひょうしゃ》スピルバーグ《すぴるばーぐ》がついにユリイカ《ゆりいか》に登場《とうじょう》した、それも娯楽《ごらく》大作《たいさく》「インディ《いんでぃ》・ジョーンズ《じょーんず》4《4》」の公開《こうかい》に合わせ《あわせ》て映画《えいが》評論家《ひょうろんか》蓮実《はすみ》重彦《しげひこ》と黒沢《くろさわ》清《きよし》監督《かんとく》という絶好《ぜっこう》の対談《たいだん》で特集《とくしゅう》は始まる《はじまる》。
スピルバーグ《すぴるばーぐ》の映画《えいが》が、ただの娯楽《ごらく》大作《たいさく》からシンドラーズのリスト《りすと》に代表《だいひょう》されるシリアス《しりあす》ものも撮る《とる》ようになった思想的《しそうてき》な変節《へんせつ》が今回《こんかい》のインディ《いんでぃ》・ジョーンズ《じょーんず》4《4》にも起こっ《おこっ》ている。それはソ連《それん》の共産《きょうさん》主義《しゅぎ》とユダヤ《ゆだや》問題《もんだい》が戦後《せんご》のアメリカ《あめりか》にも大きな《おおきな》影響力《えいきょうりょく》を戦中《せんちゅう》のスパイ《すぱい》合戦《かっせん》を含め《ふくめ》て大きな《おおきな》影《かげ》を落とし《おとし》ていることをジョーンズ《じょーんず》博士《はかせ》がただの冒険《ぼうけん》に巻き込ま《まきこま》れているのではなく、冷戦《れいせん》構造《こうぞう》と赤狩り《あかがり》の時期《じき》描き出す《えがきだす》ことで臭わ《におわ》せている。こうした映画《えいが》史的《してき》意義《いぎ》を撮影《さつえい》監督《かんとく》の照明《しょうめい》技法《ぎほう》を含め《ふくめ》て分析《ぶんせき》しながら、フランス《ふらんす》映画《えいが》の巨匠《きょしょう》JLゴダール《ごだーる》との思想《しそう》的《てき》親近《しんきん》性《せい》をも分析《ぶんせき》している。同様《どうよう》の批評《ひひょう》と分析《ぶんせき》は堀《ほり》潤《じゅん》之《の》「JLGによるスピルバーグ《すぴるばーぐ》」でも詳論《しょうろん》されているが、蓮実《はすみ》と黒沢《くろさわ》との対談《たいだん》でも指摘《してき》されることに大きな《おおきな》意味《いみ》がある。スピルバーグ《すぴるばーぐ》映画《えいが》の意義《いぎ》を再《さい》検討《けんとう》する絶好《ぜっこう》の特集《とくしゅう》である。
(昨年《さくねん》6月《がつ》下旬《げじゅん》にイェール大学《だいがく》キャンパス《きゃんぱす》内《ない》で「インディ《いんでぃ》・ジョーンズ《じょーんず》4《4》」の撮影《さつえい》に偶然《ぐうぜん》遭遇《そうぐう》した、登場《とうじょう》しているのはスターリング《すたーりんぐ》記念《きねん》図書館《としょかん》正面《しょうめん》玄関《げんかん》や大学《だいがく》のコモンズ《こもんず》に設定《せってい》された閲覧《えつらん》室《しつ》のシーン《しーん》などかなりシーン《しーん》がある。軍隊《ぐんたい》の移動《いどう》にも匹敵《ひってき》しかねない大型《おおがた》トレーラー《とれーらー》の群れ《むれ》(楽《らく》に40台《だい》以上《いじょう》)と撮影《さつえい》専用車《せんようしゃ》(あたかも黒塗り《くろぬり》の装甲車《そうこうしゃ》の形《かたち》をしていた)など、ハリウッド《はりうっど》の撮影《さつえい》規模《きぼ》大き《おおき》さには度肝《どぎも》を抜かれ《ぬかれ》た数日《すうじつ》であった。)

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